「ホージープレイヤー中古車」とは
機構的には、バッテリーとモーター、そして踏力を検知して駆動力をコントロールする機構「P.A.S(パワー・アシスト・システム)」を搭載している。こぎ出しや登坂、重い荷物の積載時など踏力が必要なときにアシストし、時速24km/h以上になるとモーターは完全に止まる仕組み。これは現在でもほとんど変わっていない。進化したのはバッテリーセーブ機構、軽量化、コストダウンなどの面が中心だ。その後、電動サイクルは順調に販売台数を伸ばしている。自転車全体では出荷台数が減少傾向にあるが、電動サイクルはまだまだ増えている。現在電動サイクルを発売しているのはヤマハのほか、ブリヂストンサイクル、パナソニック(ナショナル自転車工業)、三洋電機、宮田工業など。老舗の自転車メーカーに電器系メーカーが混じるのは、やはりモーターを使うためだろう。ちなみにヤマハも最初はすべて自社生産というわけにはいかず、バッテリー回りは日本電池、フレームはブリヂストンに協力を求めた。キーになる「P.A.S」ユニットはもちろんヤマハ製だ。英語圏ではmotorcyclemotorbikeautobicycleとよばれ、略称はmotoやcycleです。英語で「バイク」(bike)というと一般的に自転車(bicycle)のことを指すのです。ヤマハの初代「PAS(パス)」である。開発が始まったのは80年代半ばから。エネルギー問題や交通問題などの糸口として自転車に着目し、10年以上の歳月をかけて開発したという。発売はバイクの販売店網をつかって大々的にとはいかず、最初は神奈川、静岡、兵庫の3県のみで、しかも事前にショップ店頭で試乗会を繰り返し、やっと発売が始まった。世界初の商品だけに、売る側も慎重だったのだろう。